ジャコ単行本買ってきましたよー。近くのライフ(スーパー)で入荷してくんなかったから痛い脚引きずって梅田まで行ったっちゅうねん…
本誌で読んだのは1話と10+1話だけだったので、間がようやく補完できました(笑)てか東の都ってこんなだったのか…いくらサイヤ人編で四半世紀くらい後と言っても変わりすぎだろ…個人的にはDSのゲームでのビジュアル(中華街みたいな門があったり)が好きなんですけど、東の都のイメージは
まあそんなわけでオヤジと嫁です。てかこの流れだとアニメスペシャルはなかったことになるので(ネタバレになるかもなので話の詳しくは書きませんけど)個人的にはうーん…なんですが、そもそも私はジャコ時空はパラレルワールド的に脳内処理してるので(ブルマが悟空と出会った時もう大学出ちゃってたりするし)あまり深く考えないようにしています。
(追記:単行本では学校云々のセリフがちょっと変更されてるっぽいですね。特別講師してて夏休み利用して旅に出たみたいな感じ。なので「普段行っている学校ってところ」って最初の方のブルマのセリフとは矛盾はしてないっちゃしてないんだな…)
そういうことなので、うちの小説のtravel(悟空誕生前)とか晩秋(悟飯じいちゃんの子育て)とか今回のジャコ単行本に沿うと全sakuしないといけないのですがまあこれはこれで1ファンの昔の妄想として置いておきますので、あまり目くじら立てていただけないでいただければありがたいです。なんにせよ鳥山先生がやる気出して色々後出しでも描いてくださるのはありがたいことですからね。
(追記:4/5)絵の途中経過をうpしておきました。あんまり詳しく描いてないですが最近カラー描くことが減ってるのでレイヤー構造とか自分の覚え的に。興味ある方はどうぞ
現在のワークスペース。ページ管理画面は連載のネーム(切りながらこの絵描いてた…)あ、最近ASUSのvivotab8買ったんすよー(確定申告の還付金で。去年結構医者にかかりましたから)そっちのワークスペースはラフ用にメチャクチャシンプルなんですがこっちはごちゃる一方
まず、グレイレイヤーにラフから。描けたらレイヤーカラーをONにして透明度を下げて上にまたグレイレイヤーつくって描き進めるのを何段階か。
メインカラーとサブカラーはそれぞれ黒と50%グレイにして、適宜切り替えつつ。ペンは極力筆圧とか不透明度とかオフにしてあくまで軽い下書き用のサブツールを作ってます。で、ペンを比較暗にして黒の上にグレイで描いても濃い方の色が残るようにしてます。
体が描けたら服がカブる部分をマスクつくって削って、上に服用の下描きのグレイレイヤー作って描きます。服描くにしても体の下描きかなり描き込まないと無理なタイプなので原稿でもここが時間食ってしまう。
下描き終わったら、下描きを全部一括でフォルダに入れてフォルダにレイヤーカラーON、透明度下げ。
アクションでペン入れ用のレイヤーのセットを作ります。フォルダの中に上からsen1(ベクター),sen2(ベクター),saibu(ラスター),saibu2(ラスター)。これを更にアクションでカラー用に(元々が白黒原稿用にモノクロレイヤーにしてるので)グレーレイヤーと茶系の表現色にチェンジし、sen1にメインの線、sen2にサブの線(sen1は塗り分け用線というか、後々参照レイヤーとして扱うのでそういう風に使うべき線。sen2は塗り分けに使いたくない線)、saibuに細かいしわや線影を入れていきます。saibu2は後でアクションで消してしまうので特に何も書きません。単にアクションでのレイヤー数調整のためのレイヤーです
アクションでペン入れ用の線セット作った段階。
それを表現色オフにするとマンガ原稿用。なんで赤にしてるかというと既に描いた線とごっちゃになるから、描く段階では表現色ONで赤にしてまとめる時表現色OFFにしてる
アクションでベクター線セットをカラー用に調整したもの。表現色を茶系にして、モノクロレイヤーだったのをグレイレイヤーにしている
なお、顔はまた別のベクターレイヤーのセットを作って描いています。メイン線はV-kaoに。(これも塗り分け用に後で参照する)hojoはまぶた線とかの細かい線、keは眉毛とかまつげとかあそこの毛とか。tereは照れ線(これもだけど必要なら後で適宜各線色を調整します),aseは汗とかいろんな液体用。
時間がない時は全部ここでペン入れるのですが、今回は複雑なパーツ分けの塗り方のほうなので、肌だけ描いてパーツ塗りをここから作ります。漫画の原稿でも肌と髪服はわけてペン入れしてます。
アクションでsen1をコピーしフォルダに入れ表現色を青、その下に水色にしたラスターグレーレイヤーを作って、sen1のコピーで領域を閉じ、バケツでフォルダ内レイヤー参照にして水色のラスターレイヤーでバケツや閉鎖息フィルで塗りを作ります。パーツ塗りができたらアクションでこの青と水色を統合し、さらにアクションで元になる線のセットをパーツ名を途中で名づけつつ配分します。
するとsen1がコピーされ領域とじ用のベクター青と塗り用のラスター水色ができるので、 フォルダ参照で塗リベースを作る。
塗られたら更にアクション発動して元の線もろともこういうフォルダ構造にまとめる。途中で塗りベースの選択からsen1にマスクを作りそれをオフにしている。これは後でsenのマスク処理に使う
これはあとあとギネの方の肌を塗り進めた段階でのnuriフォルダの中ですが、レイヤー5 2 のコピーが塗りベースでsen2のコピーがsen2とsaibuの入った詳細部分を描いた線。でその間に様々なパーツの塗りを挟んでいるわけ。
一つパーツができたら、また新しくベクター線セットを作って同様に描き進めていきます。
ただこの書き方だと当然下のパーツの線が上のパーツにかぶってくるところが出てくるのですが、それはこのように始末しています。自分でもかっこ悪いレイヤー構造とは思うのですが、たとえば肌の上に髪を描いたら、髪線の透過フォルダの中に肌線の透過フォルダを入れ、肌線のフォルダ自体に髪の塗り領域のマスクを掛けてしまいます。そうすると髪の塗り領域の部分の肌線が見えなくなる。髪線フォルダは更に服線フォルダに入れて髪線フォルダに副領域のマスクを掛ける。すると髪線フォルダの中にある髪線と肌線が見えなくなる…そういう風に段々入れ子にしていきます。
イラスタだとマスクレイヤーがあったので入れ子にせんでも、肌線の上に髪領域のマスクレイヤーを作って、その上に髪線レイヤーを置けばよかったんですが、クリスタはフォトショとの互換性を優先しているためかマスクレイヤーが無くなってしまったので仕方なくこういう措置。
そしてsenフォルダと顔線フォルダ内のV-kao(顔のメイン線用のベクターレイヤー)を参照レイヤーにします。下は全部パーツに線を入れて塗り分けが終わったところ。ついでに背景もちょちょいと素材を加工でつくりました。
惑星の素材と墨絵の素材。どっちも多分renderosityあたりで買ったやつ。原寸はもっと大きいです
背景のレイヤー構造。(いらんの非表示にしてるの残っててごちゃごちゃしてますが)フォルダ6は惑星の塗りの白ベース。惑星の素材のアルファからベースを作って10枚位重ねてる
白ベースの上に素材を置き(必要なら適宜白ベースにマスク)、そこにクリスタにようやくついたグラデーションマップ。人物の影もイラスタ時代みたいにグラデマップで処理したいところですが、クリスタのはイラスタに比べてだいぶ機能が削られちゃってるので(前使ってたアルファからグラデ作るとか出来ない)とりあえずどうしたものかと背景で練習かねて。
墨絵と惑星のグラデマップ。
大体おおまかに色味も決まったし、影を入れていきます。
影もなんかややこしいことをしてますがレイヤー構造的にはこう。基本的にはkageフォルダ(塗りのまとめであるnuriフォルダにクリッピング)を作り、その中に白ベタの上にグレイレイヤーを作りペン入れ時みたいに黒とグレーで影を入れていきます。基本的には最近はペンで影トレス線を入れて参照レイヤーを参照しつつバケツで塗るのですが、たまに水彩でぼかしたりエアブラシでぼかしたり硬さの低い鉛筆でぼかしたりしてます
白黒原稿だとそれぞれの塗りパーツ内にkageフォルダ作って影付けて、パーツ毎でトーン化するのですが、カラーだと色の調整とかあるので全体いっしょくたに影をつけてしまう。必要ならパーツごとで選択範囲とって影を付け分けていきます。
そして、付け終わった影レイヤーをコピーして輝度で透明度に変換して、そのフォルダ(kage)にクリッピングで各パーツごとに影の色を調整(フォルダ7内)していきます。レイヤー37は影の穴埋めとか微調整のための修正用。ここまでが影1段目。影色調整(フォルダ7)自体はちょっと透明度下げて、下のベースとなる青でつけた影を少し透かしてやや統一感をもたせようとしています。
さらにその上にレイヤー36で二段階めの影を入れています。
影を入れ終わって、上にさらに比較明(hiフォルダ)で照り返し色を入れたところ。あとはnuri内の各パーツの塗りベースの上にレイヤーを追加して、細かいパーツ描いたりハイライト入れたりテクスチャ入れたりパターンブラシで汚し入れたりエアブラシでちょっと濃淡つけたり。
仕上げにクロスフレアの素材を重ねてサイン入れて完成です。