CG覚書:GSUからAnimestudioPro

はるまき Post in projectMAD, 版権絵, CG技術・3D,Tags: , , , ,
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GSUからAnimestudioにモデルを輸入する覚書です。一枚目右がGSU、左がOBJexportプラグインでASに読み込んだところ。GSUを持っているとは言うものの、致命的にモデリング技術が未熟なのでちょっとややこしい形状になるとすぐさじを投げてしまいます。ぶっちゃけ3Dモデリングをするくらいなら素材を買ったりいただいてきてその時間で作画をしたい。そんでPOSERのとかで似たようなのがないかといろいろ探してたわけですが…

昨日Googleの3Dwarehouse(GSUの素材アップ所)を徘徊してて、とてもよく出来たDBの建物素材を発見したので拝借させていただこうと思います。一応GSUにアップされた時点で商用非商用にかかわらず使用許可が下りてると公的に解釈されるのですが、まあ一応非商用の個人的なMADですしお借りさせていただきます。
今回お借りしたのは、yasan様作のパオズ山住居です。http://sketchup.google.com/3dwarehouse/details?mid=15b30a9fd2378b612c398a3d8cf2ab34。他にもカリン塔武道寺ブルマのホイポイハウスなどとても内部まで作りこまれた素材をアップされておられます。てか私もこの家作ろうと一回したのですが、屋根のカーブがどうしたものかと悩んで(まあフォローミーツールで描いてよすみ持ち上げるんだろうと思うんですが)結局諦めちゃったので…

今回の覚書は、先述の、object exporterというプラグインでモデルをOBJ出力しASに読み込むのと、Carrara8でのリアルレンダ・トゥーンレンダを試みてみようと思います。御興味のある方は続きからどうぞ。


さて、上のアドレスからskpファイルをダウンロードして、それをGSUで開いたところです。

作りこまれたモデルですねえ!このモデルには窓から垣間見えるように内観も作られていて、GSUの断面機能を使うと壁を一部切り取って中を見ることもできます。


ここで必要ならマテリアルを調整してもいいのですが、とりあえずそのまま出力してASに取り込んでみましょう。このモデルをプラグインでOBJファイルに出力します。使用するobject exporterの具体的な導入はこちらの記事から。

ちっさくし過ぎたな…ASに取り込むとかなりでっかくなっちゃうので、レイヤーを10%に縮小しています。トゥーン線あり、シェーディングあり。屋根にポリゴン線が出てしまっているので、一回エッジを全部消してみます。
レイヤーをダブルクリックしてプロパティを開き、3Dオプションを調整。


必要なら3Dモデル自体に更にボーンをAS上で仕込んで動かせるのですが、まあそれは別においおい。トゥーン影(スムーズ影にも変更できます)をつけていますが、何か妙な出かたをしていますね…ASは強制的に左斜め上45度に光源が固定されてしまうので(影の色とありますがこれはハッチング影のみでいじれるので、トゥーン・スムース影では影色はグレーのみしか使えません)、光源をいじりたい場合には別ソフトでシャドウベイクして持ち込んでくる必要があります。

影なし、エッジあり。うーん、マテリアルどうすっかな…マテリアルが色だけならAS側でも調整できるんですが、テクスチャが貼られてると色とか動かせないんだよな…(ASではマテリアルの色アニメできるし、シーンで使いまわそうと思うと荒天時晴天時の色変化考えてASで制御できた方がいいし)
よし、GSU側でテクスチャをとりあえずとってしまいましょう。

GSUに戻りました。ウィンドウメニューからマテリアルパレットを開き、ドロップダウンから「モデル内」を選択すると、このドキュメントでつかわれた(←重要)マテリアルがずらっとでてきます。つかわれた、と言うのは、既に消してしまった作業用のオブジェクトの分も残っている可能姓があるからです。

そこで、パレットのサブメニュー(隠れてしまってますがスポイトの下の青い矢印ボタン)を開いて、不要アイテムを完全に削除します。このドキュメントでは不要なマテリアルは残っていないようです。

では屋根を見てみましょう。このモデルはいくつかのグループの入れ子になっていますので、選択ツールをえらび、どんどん屋根をダブルクリックをしていってグループ内に入っていきます。最終的に面が選択されました。
エンティティ情報のパレットを見ると、割り当てられているマテリアルがわかります。左が面の表・右が面の裏に割り当てられたマテリアルです。そう、GSUには表裏マテリアルが設定できるのです。なので前にVUEに取り込んだ実験のときみたいに、例えば表面にのみ透明度のある、例えばガラス素材を取り込んでも、裏面に透明度を設定していないとレンダリングしたときにおかしくなったりするのです。まあ普通のOBJファイルでは裏面テクスチャはサポートしてないんで関係ないのですが…

サーフェスの左側、表側のマテリアルの上をクリックすると、既存の「モデル内」のマテリアルの一覧がでてきます。屋根に使われてるのは、この茶色のノイズの入ったマテリアルです。ではこのマテリアルを編集します。編集ボタンをクリック。


こんな編集ダイアログが出てきます。GSUでは反射率とか拡散率とかそういうややこしいのはなし。実にシンプル。

カラーホイールをいじってみたところ。どういう計算かよくわかりませんが、フォトショで言うところのカラー合成でもしてるのでしょうか…?
とりあえずテクスチャイメージを消してしまいます。ちなみにGSUでも簡単なUVマッピングはできないことは無いのですが、やるんなら私はcarrara等でします。


テクスチャのチェックをはずし、HLSにピッカーを変えて色調整。ふむ、なかなかいい感じです。あと、上のぎぼうしみたいな飾りも同じマテリアルなために色が変わってしまいましたので、これを別のマテリアルに設定しなおします。


さっきみたいにぎぼうし部分のダブルクリックを繰り返して、面を選択します。


でもって、新しくマテリアルを作成します。マテリアルパレット右肩の真ん中のボタンです。
作ったマテリアル。

それを、バケツツールを選択して面をクリックして流し込みます。…てあれ?これ裏面なの?裏面に流し込まれてる…

仕方ないので面を右クリックして右クリックメニューから面を反転させ、再度流し込みました。別に裏面でもいいっちゃいいんですが(ASでもCarraraでも両面表示モードありますから)影表示とかおかしくなる元ですし(さっき影がおかしかったのもそのせい)、サポートしてないソフトに持っていくと厄介なので、気づいたら直しておきましょう。


スタイルパレットの選択タブをクリックすると、GSUでの表示選択肢がずらっとでてきます。まず、陰線表示(線のみで面を一色にするモード)にしてみます。


で、編集タブに移り、左から2番目の茶色の四角・面設定をクリック。デフォルトは裏面は薄いブルーグレーですが、影色と紛らわしいですのでクリックして出てくるカラーピッカーで赤に変更します。そして、スタイルを一番右の、「全て同じテクスチャで表示」にします。すると、表面と裏面が塗り分けられました。


断面線とか軸ガイド線とか要らない線は、編集の青色の四角で設定します。


最後に、また使えるようにスタイルパレットにこれを登録しました。マテリアルと同じ、右肩の真ん中のボタンを押します。すると新しいスタイルとして登録されアイコンが出来ます。さらにこのままでは他のドキュメントだと使えませんので、右クリックして名前をつけて任意の場所に保存しておきます。

面を反転していきます。


面を反転し終わってマテリアル設定をやり直した状態。これを別名保存して再びOBJエクスポートします。


ASに再び新しく作ったほうで取り込み。よしよし。ここで線が太すぎる場合は、シェイプで「デフォルトの3Dマテリアル」を選択し、アウトラインの幅を変更します。


マテリアルでテクスチャを使っていませんので、屋根の色が任意にASで変更できるようになりました。グレーアウトしてるように見えますが、塗りつぶしの色をクリックすると色ピッカーがでてきて変更が出来ます。色のアニメーション可能。


普通に書き出すとマテリアルの名前がどこに使われているのかよくわからなかったので、GSUでわかりやすく設定しなおしてもっかい取り込んだ図。まあASはこれでいいでしょう。線だけ取りたいと言う場合は、3Dは先にやったプロジェクト設定で線だけ・塗りだけの対象の範囲外になってしまうので、マテリアルの塗り色を全部白にして対応するしかないです。ちょっと不便。

さて、ついでですからこれを他のソフトでレンダしてみます。carrara8proでインポート。本来英語ソフトですが、これも有志の方のメニュー日本語化エクステンションで日本語化させていただいています。C7用をC8用に入れていますが大丈夫です。

で、多少シェーダーをいじり、シーン設定でアンビエントをスカイ・アトモスフィアをリアリスティックスカイにして、レンダリングモードでフルレイトレース・GIでレンダするとこうなりました。


おお…何か感激!3Dpaintとかでもうちょっと土台とかの汚しをすれば、すごく良くなりそうです。


同じ画面を、Vectorstyle2プラグインで書き出すプレビュー画面。AIファイル・EPSファイル・SVGファイル・SWFファイルに出力することが出来ます。carraraでつけたアニメーションも連番で出力できますので、これで出力してASで取り込みスイッチレイヤーに放り込めばそれだけでアニメーションが出来ますね。


同じ場面を、carraraに標準でついているToon!part3フィルタをかましてレンダをした結果。あまり綺麗ではないですが、これはこれでなかなかいい感じです。他にもcarraraではToon!pro(有料)やYAtoonといういいトゥーンフィルタがありますので、場面によって使い分けるといいでしょう。

同じOBJファイルを、未練たらしくVUE8PLE(無料)に取り込んでマテリアル設定してとても簡単に地形とか植生とかおいてレンダしてみます。VUE9って前に言ってましたがVUE9はなんでかインストールできないので前にダウンロードしてたVUE8PLEで。うーむやっぱ景観はVUEのが好きだなー慣れてるから使いやすいし草の植生もあるし…トゥーンできればいいのになー
地面にしかエコシステム使ってないんでそんなにポリゴン数ないんですが(5302507ポリゴン)、AOやGIの割とリアリスティックレンダ640×480でもそれぞれ5分未満。レンダ速くなったなー6Infだと30分くらいかかってたのに(てか前のマシンが貧弱だったのですが)





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