DBで60のポーズお題17「仰向け」

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 あーあかん、何回も描き直したんだけど惨敗(だから飛び飛びにフライングで描いてごまかしてたんですよ。今勘定したらこれで34枚目か…)。この角度ホンマダメだ…何気にじいちゃん悟空は初描きです。

 悟空にとって老いとはなんなのでしょう。セル戦後に死ぬときに「このままトシくわないんだぜ!」とか言ってる言葉が引っかかります。まだその時なんて28じゃないですか。早婚で子供ができるのも早かったから意外と早く自分が老いる実感があったのかもしれませんけど、にしたって28の吐く言葉じゃない。そんなに恐ろしかったのだろうか。
 他のサイトさんで見たんですけど、老いとは限界。スポーツ選手としてみるなら、確かに28なんてもう引退を考えて良い歳です。私は一度悟空とは可能性の人だ、と小説に書きましたが、疑いもしなかった己の可能性に疑問符がついたとき、それは本人にとって己の全否定だったのかもしれません。その辺は小説の本編5を書いたときにチラッと気づいたことですけど…だからあれほど次代を意識せざるを得なかったのだろうか。
 まあ何だかんだ言って、私だってドラゴンボール自体が鳥山先生の創作であり、作劇上の理由であることもわかってるわけですけど。でも、老いて次の世代に道を譲ろうと焦っている悟空はどこか哀しい。そして、みずからの血を引いたものではなくてかつての宿敵に結局渡さざるを得なかった孤独感も。自分の血を引いたものですら、戦いに全ての人生を捧げてきた自分とは同じになりえなかった。パンはその可能性があったのかもしれませんけど、悟空は彼女を選ばなかった。それは優しさであり、悟空の残酷なまでの冷静さだと思う。

 だから、ブウ戦以降の悟空についてはうまいこと考えられない。ちなみに私はGTについては、なにそれおいしいの?ってくらい一話も見ていません。ニコとかでも恐ろしくて見られないのです。テキストとかで最終回どう終わるか一応知識はあるけど、映像としては絶対見れない。
 待ち受けているのは、確実に己の終結に向けて準備をしている悟空だから。彼は大界王神の、「あと1000年しか生きられない」命をもらっているから、下手したら恐ろしく長く生きる可能性もあるのですけど、それはそれで残酷です。家族を、全ての仲間を失って己ひとりに戻ったとき、彼はどのように生きるのでしょう。よく他の小説サイトさんで、チチを失ってぶっ壊れる悟空を見かけるのですけど、ありえなくないから怖い。そのとき、彼があれほど守ろうとした地球を放棄しないとも限らないのだから。

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