チチ祭りに出そうかなーと思ったんですがとりあえずこっちのお礼にと思いまして。思えば去年の今頃この記事からDBに再ハマリして怒涛のようにDBサイトへと雪崩れ込んだのですけれどもね。絵はおかげさまで大分うまくなったと思う…と言うのを確認したくてもっかいビキニチチさんを描かせていただいたわけですよ。
一年!これからも頑張りますのでどうぞ良しなにこれからもお願いいたします!また後でこれの作業工程をこの記事につけたいと思いますので。字がないバージョンはpixivにうpしました。
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続きから作業工程をご覧になりたい方はどうぞー。
現在のワークスペース。まあこれで落ち着いています。ナビゲーションはほとんど使わないですね…ツールパレットをカスタマイズして自作のツールセットを放り込んでいます。ショートカットでツールセットが切り替えられたら楽なんだけどねえ。
さてここまでで下塗りが終わったところです。
レイヤー構成はこんな感じ。ここに別レイヤーで乗算影を付けていきます。
アクションで塗りの分の「レイヤーフォルダ2」を複製し纏め、選択範囲を作ってラスターグレイレイヤーを2枚つけました。
ラスターグレイを塗るときには、青枠のついている一次カラーとついてない2次カラー、一番右の透明色を使い分けます。一つはA(アルファ)値255、もうひとつは120くらいを枠に放り込みました。ショートカットで頻繁に切り替えをしながら塗っていきます。
選択範囲レイヤーを非表示にし、エアブラシで大まかに影を入れました。
そして透明色を使って同じくエアブラシでだんだんと細かく形を削りだしていきます。
消しゴムで更に細かく削り、水彩やペンで薄い影をたし、鉛筆でアクセントをつけています。
目のあたりの影を水彩の「色混ぜ」ツールセットでぼかしました。ぼかしツールはなぜかこういうA値が半透明のところをぼかそうとすると一旦平均的な数値にならしてからぼかそうとするので綺麗に行かないのです。のでもっぱら色を混ぜるときは水彩を使っています。
意外と便利なのが、エアブラシの「参照レイヤーの線をはみ出さない」という機能です。これにツールオプションでチェックを入れておくと、エアブラシの中央カーソルが線をまたがない限り、参照レイヤーに指定した線画の線を越えて向こう側には塗られないのです。
この場合アイスラッガーの刃だけが塗られ、周りの髪の毛やヘルメット等には描画しません。
影を入れて環境光の照り返しを入れます。
顔周りは大体出来ました。筋肉の流れを考えつつ腕へ。
胸と鎖骨周り。神経を使う部分です。
この辺も入り組んでますが参照レイヤーを活用して塗り進めていきます。
いったん参照レイヤーを利用して透明色でベタ塗りし、細かく書き込み。必要ならさらに薄く透明度の低いエアブラシを吹きます。
マントに影を書き込んで水彩の色混ぜで伸ばします。
あとは同じ要領で塗り勧めていきます。この如意棒の部分だけは参照レイヤーで上手く濡れなかったので、下塗りの選択範囲を呼び出してきて塗りました。
同じ要領で2段目の影を入れました。
ここまでで影用のフォルダには、全体をカバーする白レイヤーと一段目影レイヤー、2段目影レイヤーの3枚があってそれらはすべて通常モードです(というかラスターグレイレイヤーは合成方法が選択できないのでどうしても通常モードになるんですが)。でそのフォルダ全体を乗算モードにしてコピーし、下塗りで作ったそれぞれのパーツをクリッピングフォルダ化してその中にそれぞれペーストしていきます。
一番上にも色調整用にこの影フォルダは残しておくのですが、それぞれのクリッピングフォルダ内の影フォルダで影を細かく色調整し、また下塗りしたクリッピングのベースレイヤーに詳細を書き込んでいきます。
今回はイラスタのデフォルトの素材から花柄をトーンとして貼り付け、イラスタでの作業は終了しました。あとはこれをフォトショ形式で保存し、フォトショで調整をして完成です。