日常4

版権絵

在天願作比翼鳥、(天に在っては願わくは比翼の鳥とならん、)
在地願為連理枝。(地に在っては願わくは連理の枝とならんと。) (白居易「長恨歌」)

 有名な一節ですよね。玄宗皇帝と虞美人との恋を歌った長恨歌の最後の句です。続く結尾はこうです。

天長地久有時盡、(天は長く地は久しきも時有ってか尽きん、)
此恨綿綿無絶期。(このうらみは綿綿として尽くる時なからん。)

 ここでいう「うらみ」は「想い」というほどの意味です。こないだヨルさんから届いた本を読んでてこの一節が浮かんだので描いてみました。うちの小説の夫婦は割りとドライなので愛だの恋だのあんまり明言しないし、生まれ変わっても云々という強い感情があるのか書いてる自分にも謎な部分はあるんですが…うちの悟空が「好き」だの言わないのはまあぶっちゃけうちの旦那がそういう人だからですけどね。でも伝わるものがあればいいんです。…と、今次の小説touch4を煮詰めながら思うのでした。
 しかしたまに中国の詩を読むと風景の描写力がすごいなと思う。

 昨日は次のイベピンを描き始めて大体ペン入れ下塗りまで終わった…今日は影入れまでしよう。その前にちょっと小説書き始めようかな。筆がのれば今日か明日にはできるでしょう。でMAD6いい加減最後まで切ろう。

18:35追記:今日一本小説追加しました。うーん、今読み返してみたらちょっと書き足りない部分あるな…じいちゃん絡みで。でも踏んだのとか云々しだすと暗くなるからな…また別の機会にするか。
 最後のほうでにおわせてますけど、一応裏ネタ用意してますのでまたそのうちこれで裏小説書きますよ。

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